バセドウ病(バセドー病)は甲状腺機能が亢進する病気だということはご存知かと思います。しかし、バセドウ病と甲状腺機能亢進症を同じ病気として捉えてはいけません。バセドウ病と繋がりのある疾患ですが、別物です。このような間違いを確認するためにも、このサイトでバセドウ病の知識を深めていってください。
東洋医学と西洋医学、どう違いがあるかをご存知ですか?
医療系の番組やCMなどでも、東洋医学や西洋医学という言葉を使って紹介しているものを目にしたことはあると思います。
バセドウ病についても、この2つの医学で治療の考え方や方法が変わってきます。
バセドウ病は、自分の甲状腺を異物として認識し、攻撃する抗体が体で作られたことにより、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される自己免疫疾患です。
また甲状腺機能亢進症を引き起こす一番多い原因ともされています。甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンを過剰に分泌し、様々な症状を引き起こします。
西洋医学は、対症療法という病気を根元から治療する方法とは違い、その病気の症状を抑制する治療法です。
これは日本でも多く用いられている治療法とも言えるでしょう。
バセドウ病で行われる治療には、外科的治療/放射線療法/薬物療法(内科的治療)など多くあります。
しかし、バセドウ病が完治するということは未だ言われていません。
西洋医学では、バセドウ病を自己免疫疾患として捉えて、今のところ明確な原因解明はされていませんが、対症療法という治療法を確立させています。
また対症療法により寛解を迎えている人もたくさん居ます。
東洋医学で治療に多く用いられるのは漢方薬です。
東洋医学は、病気の根元にあるものから治療するという治療法が多いです。
人が持っている自然治癒力を内側から高め、体のバランスを整えるという考え方に基づいた治療が行われます。
体が物質代謝を行った際に生じた不要物や有機物など、体に必要としないものを体外に排出し、体内に不要な水分が貯留されないように水分の循環を促したり、血液を清浄化し、内側からの体質改善を目的とした治療法です。
もちろん、東洋医学でのバセドウ病治療も漢方薬で行われます。
東洋医学では、バセドウ病の治療を西洋医学と平行して行うことで、治療効果の上昇を狙います。
しかし、西洋医学で治癒しにくい疾患は東洋医学でも治療が困難です。
ただ、疾患の早期発見・治療により東洋医学の方が治癒しやすい病気もあります。
このように東西医学により、バセドウ病の治療に対する姿勢が少し違います。
日本で取り入れられているのは西洋医学の方が少し多いというだけで、どちらが良いということはありません。
また、どちらの治療法が合うのかは個人にもよりますが、経済的にも負担のかかることですので、医師や家族との相談も大事になってくるかと思います。