バセドウ病
バセドウ病,合併症バセドウ病の症状と治療

バセドウ病の合併症

ホントに怖いバセドウ病の合併症

バセドウ病

バセドウ病の合併症は男性に多い!?バセドウ病は女性特有の疾患と思っている男性は居ませんか?
そんなことはありません。
男性でもバセドウ病になるのです。
そして男性に多く発症する合併症をもたらします。

バセドウ病が引き起こす合併症についてご紹介していきたいと思います。

バセドウ病にみられる合併症

合併症の主な症状バセドウ病に現れる合併症の症状は甲状腺症状だけではありません。
低コレステロール血症や心房細動、眼球麻痺、頻脈・不整脈や限局性浮腫、肝障害、嘔吐、高血圧、糖尿病、高熱、下痢、高血糖、重力筋無力症、悪性眼球突出症などもみられます。

このページでは代表的な合併症として挙げられる、甲状腺中毒性ミオパチー・甲状腺クリーゼ(バセドウクリーゼ)、甲状腺中毒性周期性四肢麻痺についてをご説明します。

甲状腺中毒性ミオパチー

甲状腺ホルモンの分泌異常や、甲状腺ホルモンに変わる代謝物質が筋肉(骨格筋)を刺激することによって発症すると言われています。
重力筋無力症や筋ジストロフィー、周期性四肢麻痺などを伴いながら発症する疾患で、甲状腺中毒性ミオパチーのみでの発症は無いと考えられています。
また脱力や筋萎縮などの症状をいきなり併発することがありますが、こちらは稀なケースとされています。

甲状腺中毒性ミオパチーでは筋肉のけいれんや脱力感、筋肉痛や倦怠感・疲労感などが現れます。
他にも複視や体重減少、眼球突出が発症することもあり、筋力の低下・萎縮は肩甲骨部または腰部から確認されます。

甲状腺中毒性周期性四肢麻痺

日本でこの甲状腺中毒性周期性四肢麻痺を発症している患者の多くがバセドウ病を合併しているとされています。
好発年齢としては20歳くらいから多くなり、女性より男性に強く発症する傾向にあります。
ストレスや寒さ、糖分や塩分の摂り過ぎなどで起こりやすくなります。

初期症状では弛緩性の麻痺が足の筋肉に現れ、次第に手などの体の上部にまで侵食します。
ただし、筋肉の収縮を行い、器官などを閉じる筋肉(括約筋)には麻痺が届かず、括約筋である呼吸筋などには麻痺が発生しにくいとされています。
症状が現れるのは突然であり、数分から数日間続くことがあります。
回復は体の上部から足に向かってという風に、発症したときと反対に治まっていきます。

甲状腺クリーゼ(バセドウクリーゼ)

バセドウ病が重症化した疾患とも知られている甲状腺クリーゼ。
治療を行っていなかったり、放置していた人、ホルモン抑制のされていない甲状腺疾患の人が、重度の感染症などで強いストレスを体に感じたときに発症することがあります。

発症のメカニズムは解明されておらず、甲状腺機能検査では甲状腺中毒症との判別ができず、臨床検査に基づいて鑑定されます。
手術・ストレスなどから誘発され、甲状腺ホルモン値が上昇していなくても起こることもあります。

高熱、下痢、多汗、嘔吐、頻脈、心不全などの全身症状、循環器・消化器症状を呈します。
他にも甲状腺腫や眼球突出、クリーゼの合併症としてショックや多臓器不全などが見られます。

また放置したままバセドウクリーゼを発症した場合、生命に影響することもあるので、甲状腺機能亢進症は放置せずに、ホルモンコントロールを行いましょう。
治療を行っていれば甲状腺クリーゼになる可能性はとても低いので安心してください。

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