バセドウ病
バセドウ病,橋本病その他の甲状腺疾患

橋本病

バセドウ病とはなにが違うのか?

バセドウ病

橋本病とバセドウ病橋本病という病気はご存知ですか?
橋本病は、またの名を慢性甲状腺炎と呼ばれます。
バセドウ病などの甲状腺ホルモンが増加する甲状腺機能亢進症とは違い、橋本病は甲状腺ホルモンの減少により引き起こされる甲状腺機能低下症のことを言います。

橋本病も自己免疫疾患!

橋本病とは甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの過剰分泌により起こる甲状腺機能亢進症やバセドウ病とは逆の疾患で、甲状腺ホルモンが減少・不足することで基礎代謝が衰え、全体的に老化に似た症状が現れます。

橋本病もバセドウ病と同じ自己免疫疾患に含まれていて、甲状腺を敵や異物と捉え、甲状腺を攻撃する抗体が体内で産生されます。
甲状腺を攻撃する抗体が甲状腺を壊し、甲状腺機能低下症を引き起こしていきます。
橋本病を発症した患者全てが甲状腺機能低下症を発症するわけではなく、2〜4割程度の人に甲状腺の機能異常が起こり、甲状腺機能低下症を発症します。

橋本病の症状とは

甲状腺機能に異常がなく働いている場合やホルモン数値が正常の場合は、体に問題はなく、病気だという自覚症状もありません。
甲状腺が腫れていたり、肥大している人の中には、喉に違和感を覚える人もいます。
甲状腺が腫れている人は、甲状腺腫大といって慢性甲状腺炎のために硬く腫れる場合がみられます。

また甲状腺機能が低下してくると、甲状腺の腫脹、倦怠感、便秘皮膚の乾燥、肌荒れ、生理不順、体重減少、便秘といった風に全身や消化器など体全部に影響が出始めます。

橋本病の治療方法はどのようなものか?

治療を行う必要がある橋本病患者は、甲状腺が腫大していたり、甲状腺機能が低下している人達などです。
甲状腺の腫れや大きさが小さく治まっていたり、ホルモン数値や甲状腺機能が正常の場合は、治療は行わなくても大丈夫ということです。

甲状腺機能が低下している人には、甲状腺ホルモン剤を内服してもらい、甲状腺ホルモンを補います。
寛解またはホルモン数値が落ち着き、安定するまでは薬は服用し続けることになるかと思います。

甲状腺が腫大している人には甲状腺ホルモンを内服してもらい経過を見ますが、甲状腺がさらに肥大して、気管を圧迫し狭窄しているときには手術療法が必要となり、そちらに切り替わる場合もあります。

女性の悩み!橋本病でも妊娠や出産は大丈夫なの!?

橋本病を患っていても、甲状腺機能やホルモン数値が正常に戻っていたり、安定していれば妊娠・出産は可能です。妊娠を希望する女性は早めに主治医に相談されるのが良いでしょう。

橋本病だ、甲状腺機能低下症だといって胎児の体に異常が現れて生まれてくるような薬剤の副作用などは無いと言われています。
しかし母胎や身体に流れる甲状腺ホルモンが減少していると、健康な妊婦よりも妊娠上のアクシデントが起こりやすくなるリスクは高いでしょう。

甲状腺ホルモン剤での副作用は、皆さんが心配するほどではありませんが、妊婦に甲状腺ホルモン剤の服用が必要とされれば薬物療法を続けることが大事ですし、医師との相談なしに服用を中断することは胎児にも危険がありますので、服用に疑問や不安があれば必ず医師と相談してください。

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