バセドウ病
バセドウ病,遺伝コラム

子供への遺伝

バセドウ病は遺伝するの!?知りたい・気になる遺伝の話

バセドウ病

バセドウ病と遺伝バセドウ病を持つ人が子供を妊娠・出産することは可能なこととされています。
しかし、自分の子供にもし遺伝したらと考える人も多いはずです。

バセドウ病は遺伝する病気なのでしょうか?気になる遺伝についてお話していきます。

遺伝は確実ではありません!

遺伝性疾患の可能性バセドウ病を持つ人が妊娠・出産した場合、胎児に遺伝する確率は少々高い傾向にあると言われています。
しかし確実性があるものや、明らかな遺伝ではありません。
子供がバセドウ病を起こすかもしれないという素因を持つことがありますが、将来全員がバセドウ病になるわけではないのです。
またバセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患が遺伝し、発症する確率も明確な答えは出されていません。

バセドウ病を持つ人の子供への遺伝では、家族や血縁者のうち複数がバセドウ病を発症するなど遺伝的な関係を前から考えられていました。
しかし、同一の遺伝子を持って生まれた一卵性双生児2人がバセドウ病を発症するかというとそうではなく、2人のうち片方が発症する確率も50%を切っていると言われています。
このように遺伝子的な関与だけがバセドウ病を引き起こすことに繋がっているとは限りません。
バセドウ病を発病するのには、遺伝的な素因と外部から受けるストレスなどの環境的素因が関係しているのではと予測されています。

バセドウ病を持つ母親が女の子を出産したとして、その子がバセドウ病になるリスクは6〜10倍くらいとも言われています。
健康な母親から生まれた子から見るとバセドウ病の発症率は若干高いかもしれませんが、バセドウ病を持つ人の子供はバセドウ病を必ず発症するということではありません。
また遺伝の可能性があるとしても、男の子は発症しくいと言われています。
今のところ、子供に遺伝しているかなど予知することは難しく、出産後に発症するケースや発症しないケースというように個人差があります。

しかし、バセドウ病を発症するのは、どちらかというと生後からだいぶ月日が経過してからの方が多く、幼少期の発症は稀とされています。
バセドウ病を発症してる人のうち、15歳未満の発病者は約3%くらいなので、幼少期でのバセドウ病の発症は気にし過ぎなくても大丈夫でしょう。
子供がバセドウ病を発症していないかが心配でしたら、小学校へ入学する頃に一度病院へ受診してみましょう。

しかし、幼少期に発症することは稀といっても、子供が大きくなるに連れて発症のリスクは少しだけ高まり、子供への心配も大きくなります。
遺伝しているのではと心配するよりも、定期的に病院へ受診し、検査と医師の診断を仰ぐのが一番良いかと思われます。
同じ遺伝的な素因が関係し、遺伝的要素が強いとされる生活習慣病や高血圧症などよりも、甲状腺疾患の方が治療が行いやすいと言われています。

寛解するまでに時間と治療費がかかりますが、忘れずに通院することと、薬の服用を忘れずに行えば、健康な人と変わらない生活を送れます。
また、将来的に甲状腺機能が身体の臓器に障害を与えることもありません。

妊娠中に現れる合併症とは?胎児に影響は?

妊娠中には甲状腺機能亢進が現れることがあります。
これは妊娠中に起こる合併症で、大変危険です。

妊娠中の甲状腺機能亢進症

妊娠中に甲状腺機能が亢進した状態になった場合、適切な治療が行われないと早産を招く場合もあります。
他にも妊娠中毒症と呼ばれていた妊娠高血圧腎症や子宮内胎児発育遅延などの合併症を引き起こします。

さらに誕生した赤ちゃんが甲状腺機能亢進を発症することもあります。

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